商工会議所沿革｜石狩商工会議所

History

石狩商工会議所の沿革

石狩市は札幌市の北西に隣接し、総面積は722.42平方キロ。東西に28.88キロ、南北67.04キロに広がっており、ほぼ中央部を全国で3番目に長い石狩川が貫流しています。西側一帯は石狩湾に接しています。日本海季節風（北西）を強く受け、概して温暖、積雪の多い地域であり、都市部と自然を両面満喫できる感性豊かな街です。
河口流域にアイヌの人々が住み始め、その後に鮭を捕獲するため松前藩による「松前藩石狩場所」が設定されてからおよそ400年の歴史があります。
石狩商工会議所は、昭和36年4月に地域の経済界発展を目的とする有志（会員118名）の手により設立された石狩町商工会を前身とします。平成8年の市制施行を機に、名称から「町」を削除し、平成12年4月、石狩商工会から石狩商工会議所へ組織変更しました。北海道で42番目の商工会議所として設立され、令和2年4月、創立20周年を迎えました。この間、石狩市内の経済発展のために、地域総合経済団体として極めて広範多岐にわたる事業を推進し、商工業の振興と社会一般の福祉の増進に寄与しています。

石狩商工会議所の概要
住　所	〒061－3216　北海道石狩市花川北６条１丁目５番地
名　称	石狩商工会議所
会　頭	榎本　哲史（えのもと　てつし）
E-mail	i5s8h9ik7a4ri@is-cci-test.sakuraweb.com

組織の状況
設　立	平成１２年４月３日
小規模事業者数	1,330（平成26年経済センサス‐基礎調査）
会員数	748（令和2年10月1日現在）

会員の業種別内訳
建設業	工業	商　業	サービス業	合　計
232	92	111	313	748
（令和2年10月現在）

商工会議所とは

市内で商工業を営む経営者の会員組織による地域総合経済団体で、法律によって設立・運営されている特殊法人です。

商工会議所には、次の４つの特色があります。

商工業の総合的な改善発達から社会一般の福祉増進まで、幅の広い公共性をもっています。
市内全域を対象とする地域団体で、活動の理念は常に地域の発展・向上を図る地域性をもっています。
業種や企業規模、法人個人にかかわらず、地域内のすべての商工業者が会員として加入できる総合性をもっています。
世界各国の商工会議所などと連携をもち、民間経済の推進役として活躍する国際性をもっています。

商工会議所の役割

建議・要望・意見活動
経済環境等が目まぐるしくかわる今日の状況に対応し、広く地域社会の発展のためにも、状況に応じて国、道、市に建議・要望および意見活動などを行っていきます。
新しい時代への対応
高度情報化、技術革新などの進展に的確に対応できるよう、地域経済の情報収集および紹介、異業種間の交流、ニューメディアの普及など新時代へむけて積極的な活動を進めていきます。
中小企業の振興
中小企業は、会員の多数を占め、日本経済の根底を支えています。商工会議所は、新たに「中小企業相談所」を設け、商工会と同じように経営改善普及事業を行い厳しい経済環境に対しての経営指導や融資斡旋などのきめ細かいサービスを行い、中小零細企業の経営基盤の強化を図っていきます。
地域商工業の振興
地域商工業活性化の研究、商業調整活動、工業立地問題への対応など幅広く活動していきます。さらに、地域文化や商工業の特色を生かしたプロジェクトで、地域経済活動に力を注いでいきます。
情報提供活動
最近の社会経済情勢や地域などの環境変化はめまぐるしく、情報もあふれています。このような環境の中で、会員に役立つ情報をできる限り提供出来るよう、商工会議所報の発行、各種講演会、セミナーなどの開催を行っていきます。又、経営に役立つ情報を迅速に提供するため商工会議所の調査機能を活用し、会員のニーズに応える活動を行っていきます。
国際活動の推進
国際経済の変動が、即、企業の経営に影響を生じる現在、世界各国の商工会議所など民間経済界との会合や交流を深め、国際経済の変動に機敏に対応し、また、海外企業との取引斡旋など、広範囲の活動を行っていきます。